失敗から学ぶギター講座⑤|中級者はギター教室に行った方が良い理由

はじめに

この記事はギター講座といっても、実際のギターの弾き方や練習方法を解説するというよりは、筆者の失敗談やあるあるネタ、マインド的な話を中心に書いていきたいと考えています。

当たり前のことですが、世の中のギター講座は成功者の立場から言及したものが殆どです。一方で、失敗者の教訓や反面教師としての記事も、案外皆さんの心に響くものがあるんじゃないかと思い、僭越ながら「失敗から学ぶギター講座」というタイトルにしてみました。

ギター練習の合間の息抜きやモチベーション向上のための読み物として楽しんでいただけたら嬉しいです。

ギター教室は行くべき?

ギター教室などに一度は行ってみるべき

  • ギター初心者は、ギター教室には行くべきではない
  • ギター中級者は、ギター教室などに一度は行ってみるべき

というのが僕の意見です。

第5回目の内容は「中級者はギター教室に行った方が良い理由」です。

何故、中級者はギター教室に行くことをおすすめするのか、その理由を個人的な経験・見解でありますが、書いてみようと思います。

※ギター初心者がギター教室に行くべきではない理由については、前回の記事を読んでいただければと思います。

どこからがギター中級者なのか

中級者が差すレベルというのは人それぞれだとは思います。また、演奏技術だけで定義してしまうと上には上があります。

なので、以下のように経験やマインド面も加味して定義したいと思います。

  • 技術:数曲は演奏できる
  • 経験:人前で演奏した経験がある(人数は問わない)
  • マインド:楽譜(スコア)通りに演奏することに物足りなさを感じる

中級者はギター教室に行った方が良い理由

ギター中級者の壁

中級者はギター教室に行くことをおすすめします。

その理由は客観的な意見から得る”気づき””自信”が、自分を納得させてくれるからです。

YouTubeのレッスン動画や教本で練習しながら、自分の好きな曲や仲間とバンドで合わせる曲などを数曲演奏していくうちに、こんな事を思う方はいないでしょうか?

  • 楽譜(スコア)を見て練習すれば、弾けるのは当たり前な気がする。
  • 同じことの繰り返しで、ギターが上達しているのかよく分からない。
  • 色々なスケールや音楽理論は理解したけど、自分のものになった気がしない。

このような悩み(壁)は、客観的な正しい意見を正直に聞くことで解決できます。

価値を生み出せているかどうか

結局、ギターの上手さは他人が決めるものです。

楽器演奏をオーディエンスに向けたものとして取り組んでいるならば、他人に評価されて初めて価値を認識することになります。

要するに、中級者になると、上達しているかどうかではなく、実は価値を生み出せているかどうかが気になっているのです。

そのような自分のギター演奏の価値に対して、的確な意見や相対評価を正直に教えてくれる環境としてギター教室は最適だということです。

長く通い続けるものでもないが、一度は行ってみる価値あり

僕はどうだったのかというと、脱初心者と言っていいであろう頃(高校1、2年かな)から大学後半まで意地を張ってギター教室等には行ったことはありませんでした。

その間は、ハードロックやメタル、フュージョンなどテクニカルな演奏に憧れかなりの時間を自宅練習に費やしていました。

一方で、早弾きなどの練習(筋トレに近い)は練習をやめるとすぐに弾けなくなるし、絶対的なスキルアップはほぼしていないと気づいたのが大学後半(汗)でした。

(当時、MIジャパンのような専門学校なんかにも憧れてました。音楽業界にフルコミットするぞ!という人は専門学校も良いかもしてません。)

そんなこんなで、気分転換に最寄りのギター教室に行ったわけです。

半分冷やかしのつもりで無料体験に行ってみたら、意外と良くて結局半年くらいは通いました。(明らかに自分よりもギターが上手で、バックグランドもある先生だったので)

コスパを考えると長く通い続けるものでもないとも思いましたが、一度は行ってみる価値ありではないでしょうか。特に体験レッスンなら無料ですしね。

ギター教室の必要性

レッスンよりも経験を積むことが大事?

ライブ等をすれば意見をもらうこともあるし、他のバンドから誘いの声が掛かるなどを経験して、自分に自信をつけていくものという意見もあると思います。確かに正しいと思います。

しかし、上には上がいると考えると、なかなか自分で自分を評価してあげるのが難しいという人もいると思います。(例えば僕です。)

そのような性格の人間は、自分が信頼する人から評価されないと本当の自信には繋がりません

その反面、ギター教室の先生が信頼に値するかどうかは見極める必要がありますが、多くのギター教室(音楽教室)は無料体験や無料レッスンをやっているので、そこで先生のレベルを見定めることができます。ダメだったら全力で次の教室を探しましょう。

ガチの環境はやっぱり厳しい

また、有名なライブハウスなんかだと、ライブの後にオーナーが厳しい評価コメントをしてくれたりするところはあります。正直、一番鍛えられる方法だと思います。

でも、あの人たちは接客業マインドがゼロなので、普通に傷つきます(笑)

あと、教えるプロでもないし、義理もないので、期待はできません。

僕は適当に聞き流したことしかないですが、本気で成功するためには立ち向かわないと行けないのですが(反省)

以上、「中級者はギター教室に行った方が良い」というお話をさせていただきました。

ちなみに、無料体験ってのは例えばこんなところです。最寄りにある方は行ってみてはいかがでしょうか。

補足

今回はギター教室というテーマから、自分が中級者(脱初心者と言っていいであろう頃)に感じた悩みとその解決方法について書いてみました。

もちろん、解決方法は人それぞれですので、自分の信じる道が明確に見えている人はその道を突き進んでみるのが一番だと思います。

また、「ギター演奏が上達する」と「バンドやミュージシャンとして成功する」というのはイコールではないという点は注意すべきと感じています。

次回のテーマにしようと思いますが、「ミュージシャンとして成功するにはマーケティングが重要」というのが僕の意見です。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

宜しければ、次回の記事も読んでいただけると嬉しいです。

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