この記事では最近読んだおすすめマンガを紹介していきます。
第1回目の記事は「ブルーピリオド」です。
筆者はYouTubeでゲーム配信なんかもやっているのですが、視聴者参加型のゲーム配信に参加してくれる視聴者さんの多くが学生さんです。
自分が紹介するとしたらどんなマンガかなぁ、、なんて考えて、思いついたマンガがこのマンガ、「ブルーピリオド」です。
特に、中学・高校生におすすめの一冊です。
「ブルーピリオド」ってどんなマンガ?
基本ネタバレするような内容は書きませんが、簡単にどんなマンガかを説明します。
タイトル:ブルーピリオド
著者:山口つばさ
出版社:講談社(アフタヌーン)
概要:
成績優秀かつスクールカースト上位の充実した毎日を送りつつ、どこか空虚な焦燥感を感じて生きる高校生・矢口八虎(やぐち やとら)は、ある日、一枚の絵に心奪われる。その衝撃は八虎を駆り立て、美しくも厳しい美術の世界へ身を投じていく。美術のノウハウうんちく満載、美大を目指して青春を燃やすスポコン受験物語、八虎と仲間たちの戦いが始まる!
アフタヌーン公式サイト(http://afternoon.moae.jp/lineup/832)
おすすめする理由
特に、絵を描くのが少しでも好きな人(幼い頃好きだった人)は、大学受験前に読んでほしい作品です。
僕自身、幼い頃から絵を描くのが好きで、学校の授業は真面目に出ていないタイプでしたが美術の授業だけは全力で取り組んでいました。でも、将来の進路などに芸術の道を選ぶという思考には一切ならず、普通の大学に進学しました。
一般的に大学受験といえば、学力テストを受けることを想像すると思いますし、多くの受験生は実際にそうです。今の日本の教育、社会はそれが一般的と言えると思います。
そのため「これがやりたい!」という強い意思がない人間は、そのまま一般的な生き方(安定した就職)という流れに飲み込まれます。
しかし、その流れの先にある”安定した生活”は、今の時代少々窮屈に感じる人間が多い気がします。そして、昔ほど安定もしていません。
このマンガを読んでいたら(僕が高校生の頃には存在していませんでしたが)芸術系の学校に進学するという選択肢を認識できていたかもしれません。r
- 芸術は自分にとって決して遠い存在ではないこと
- 芸術の道を選ぶことに過度にリスクを感じる必要がないこと
を気づかせてくれる良い作品です。
絵に少しでも興味がある人は、そのまま何も考えずに普通の大学を目指す前に、一度読んでみるといいと思います。

ブルーピリオド(1) (アフタヌーンコミックス)
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