ゲーム実況(ライブ配信)でトーナメント表を表示する方法

ゲーム実況

今回は、ゲーム実況をやりながらリアルタイムでトーナメント表を表示させる方法について、僕が用いている方法(無料でできる)を紹介します。

ゲーム配信でトーナメント戦をする理由

YouTubeで参加型ゲーム配信を行う際に次のような悩みを感じた方はいませんでしょうか。

  • 人数が増えると同時に参加できる視聴者がどうしても限られてしまう
  • 単に対戦を繰り返すだけでは飽きてしまう
  • 大人数が対戦部屋などに入ると通信エラーが発生しやすくなる

これらの悩みを解決する手段の一つとして、トーナメント戦を組むという方法があります。

人数が増えると同時に参加できる視聴者がどうしても限られてしまう

ネット対戦ゲームには、対戦が可能な人数枠に制限があり、特定のプレイヤーと同一通信グループに所属し続けられる人数は2〜8人が一般的です。そのため、プレイヤーの入れ替え等を余儀無くされる場合が多々あります。

そういった場合に、トーナメント戦を実施することで、トーナメント表というツールがプレイヤー同士を繋いでくれることで、対戦という枠組みに参加できる人数を拡大することが可能になります。

単に対戦を繰り返すだけでは飽きてしまう

さらには、トーナメントを組むということは、優勝者を決めるという新たなゲーム性も追加されることになるます。

多くプレイするには勝ち上がる必要があることや、たまには優勝商品を設定する等してゲーム参加するモチベーション向上につながる施策なども打ちやすくなります。

大人数が対戦部屋などに入ると通信エラーが発生しやすくなる

大人数で対戦部屋に入る必要のあるゲーム(スマブラ等)の場合、全員が対戦部屋に参加している必要がなくなるため、通信ラグ等の解消につながる場合もあるかもしれません。

ライブ配信でトーナメント戦を行う以下のメリット

  • 同時に参加できる人数が増える
  • 優勝者を決めるというゲーム性が追加される
  • 通信ラグなど軽減する

ライブ配信でのトーナメント戦に求められる条件

ライブかつ参加型でトーナメントを行う際には、以下のような条件をクリアする手段を準備する必要があります。

  • 参加者がその場で決まる
  • 参加者が増減する
  • 勝敗結果がリアルタイムで決まる

動画と異なり、リアルタイムでの参加型配信となると、あらかじめトーナメント表を準備することは基本的にはできません。

また、8人、16人…32人… というように、何人集まるかわからない以上、枠ですら事前に準備することが難しい状況です。

さらに、リアルタイムで勝敗を記録していくこともかなりの手間が発生します。

このような条件を満たすための手段として、現時点で僕がとっている方法を紹介します。

トーナメント表をリアルタイムで作成・表示する方法

おすすめのトーナメント作成ツール

今回は無料で使えるトーナメント作成ツールを用いる方法を紹介します。

無料で使えるトーナメント作成ツールは複数ありますが、ここではGoogle検索の上位に引っかかる2つを紹介します。

作成されるトーナメント表の大きさ・形から僕のおすすめはこちらのツールです。

ひとつだけ残念なポイントは、トーナメントの参加者をシャッフルする機能がないことです。

公平性の観点から、トーナメントの対戦相手をランダムで割り当てることができるシャッフル機能があると助かります。

一方、こちらのツールは、シャッフル機能があります。また、見栄えも綺麗でかなりしっかりした作りです。

ただし、トーナメント表の大きさ形が個人的には使いづらいので、前者を用いることが多いです。

トーナメント表作成ツールの使い方

ここからはトーナメント表作成ツールを例に使って解説します。

①でメンバーを記載することで、自動でトーナメント表は作成されます。(対戦結果はトーナメント表をクリックすると入力できます。)

②で表の大きさ縦横の割合を調節できます。ゲーム画面と同時に表示するには縦長の表の方が良いかと思います。

③配信ソフト側の設定に使うため、このページのURLをコピーしておきます。

最後に画面「保存」を推しておきましょう。

OBSの設定方法

配信ソフト(OBS)に表示させて配信時に視聴者にもトーナメント表が見えるようにする設定を行います。

続いて、URLの登録/トーナメント表の大きさの調整を行います。

トーナメント表側を更新した際は、その都度、以下の再読込ボタンを押します。

簡単ですが、以上が手順となります。

慣れるまで、これはこれで忙しいですが、一からファイルを作って都度読み込ませるよりも幾分か楽です。

コメント