【Nintendo Switch】有線接続でラグ対策!おすすめLAN接続アダプター3選

ゲーム実況

最近はオンライン対戦ができる任天堂スイッチの人気タイトル(スプラトゥーン2やスマブラSP、フォートナイトなど)も盛り上がっていますよね。一方で、対戦が途切れてしまう現象(通信ラグ)でお悩みの方も多いのではないでしょうか?

また、通信ラグの原因が自宅環境にある場合でも、同期型の対戦ゲームにおいてその影響は自分だけではなく、オンライン対戦をしているメンバー全体に及んでしまいます。対戦相手への配慮としてもラグの原因には対処しておきたいものです。

僕もスマブラSPやフォートナイトを日々練習しながら、週末にはYouTubeでゲーム実況なんかもやってみたりしていますが、この通信ラグには悩まされていました。

そこで、Wifi接続から有線接続に切り替えてみたところ、自宅内の通信環境を改善することができましたので、その方法と改善結果をレポートしてみます。

ゲームはヘタクソですが、通信関係の知識はそこそこガチ勢ですので、ある程度は参考にしていただける部分もあると思います。

Nintendo Switchの有線接続とは?

Nintendo Switch持っている人の大半は、wifiルーター(無線)でインターネットに接続していると思います。

Nintendo Switch側も基本的にはWifi接続を想定した機器設計になっており、初期に同梱するセットでは有線で接続することはできません。(LANケーブルの差し込み口がありません)

有線接続するためには、アダプターを購入する必要があります。アダプターをドックのUSBポートに接続することで、LANケーブルを接続することが可能になります。

ラグの発生原因

通信しているゲーム機同士の同期が取れないために発生する画像の乱れ(遅れ)をラグといいます。

主な発生原因(主な対策)

①サーバー:アクセス集中による認証サーバー等のスタック(主な対策:オンライン再接続の操作、その他ユーザー側ではなす術なし)

②通信回線:光回線の輻輳、住んでいる地域による距離遅延(主な対策:通信キャリアを変えることで改善することもあるが最終手段)

③LAN環境:自宅のルーターより下部の接続機器(主な対策:接続方式、ネットワーク機器のスペック見直し)

今回の有線接続(LAN接続)は③を改善する対策となります。

おすすめLANアダプター3選

ライセンス商品

ニンテンドー公認ライセンスを取得した商品です。デザインの統一性と安心感があります。公認アイテムで揃えたいという方におすすめです。

LANアダプター for Nitendo Switch

動作確認済み商品

ニンテンドー公認ではありませんが、製造メーカーによってNintendo Switchでの動作確認がされた商品です。公認製品の半額以下で入手できるためおすすめです。


BUFFALO 有線LANアダプター LUA4-U3-AGTE-BK ブラック Giga USB3.0対応 【Nintendo Switch動作確認済み】

マルチ変換アダプター

ニンテンドー公認ではありませんが、製造メーカーによってNintendo Switchでの動作確認がされた商品です。USB(Type-C)でゲーム本体と直接接続、LAN接続だけでなく、TV出力や充電も同時にできる優れものです。

ケースが邪魔でドックに接続するのが面倒な方には特におすすめです。


Nintendo Switch TYPE-C TO HDMI変換アダプター-innoAura 有線LAN アダプター 最強5in1機能 ドック 代わりコンバーター Type-C アダプター イーサネット有線 LAN 変換 5in1機能 高速データ伝送 急速充電 熱対策 コンパクト

改善結果

今回、僕が購入したのは以下の商品です。

  • BUFFALO 有線LANアダプター 

BUFFALO 有線LANアダプター LUA4-U3-AGTE-BK ブラック Giga USB3.0対応 【Nintendo Switch動作確認済み】

家庭用の通信機器メーカーの最大手です。個人的には通信機器の専門メーカーではないHORI製よりBUFFALO製の方が安心なくらいです(笑)

  • LANケーブル(カテゴリー7)

LANケーブル CAT7準拠 [Danyee®一年間保証] インターネットケーブル 結束マジックテープ付き 長さ1M 3M 5M 8M 10M 20M (10M, ブラック)

そこまで価格が変わらないので一応カテゴリー7のLANケーブルを購入しましたが、カテゴリー5とか6でも全然いいと思います。

一般的な家庭用ルーターではカテゴリー7のケーブル性能(10Gの伝送速度)を活かせないので、マジで意味ないです。

※カテゴリーとはLANケーブルの品質を表す指標で、カテゴリー7は一般的なLANケーブルでは最も品質の高いランクです。(2019年現在)

有線接続前(WiFi通信)

遅延値測定(レイテンシー)

  • 区間①:11ms
  • 区間②:3ms(機器遅延含む)
  • 区間③:14ms

※インターネット上の通信先は、GoogleのパブリックDNS(8.8.8.8)を利用

通信速度測定(スループット)

  • 区間③:上り 34Mbps、下り 23Mbps

感想

やはり区間①(ゲーム機〜ルーター)は宅内環境にしては遅延が大きめと言えるとは思います。でも思ったほど悪くないなぁ、、というのが正直な印象です。これだけの数値であれば、ラグの原因は僕の環境起因ではなかったかもしれません。

ただし、結果はあくまで測定時の値なので、もっと悪い時間帯はあるかもしれません。

有線接続後

遅延値測定(レイテンシー)

  • 区間①:0〜1ms
  • 区間②:7ms(機器遅延含む)
  • 区間③:8ms

※インターネット上の通信先は、GoogleのパブリックDNS(8.8.8.8)を利用

通信速度測定(スループット)

  • 区間③:上り 68Mbps、下り 24Mbps

感想

区間①(ゲーム機〜ルーター)の遅延が8ミリ秒から0〜1ミリ秒まで飛躍的に改善されました。なぜか区間②の遅延値が増えたものの、区間③(全体の遅延値)が8ミリ秒!これは十分すぎる数値です。てか、有線接続前の14msでも十分だと思いますが、、、懸念点は払拭できたかと思うので、買ってよかったです!

あとは、直接関係しているか不明ですが、なぜかスループットの上りが2倍になりました!これは今後調査を継続してみようと思います。

しかし、下りよりも上りの方が回線速度が速いとは、、僕の住んでいるマンションも動画を見るなどの下り通信が混みがちなのかなぁ。

※映像はあくまでゲーム機側で生成されるタイプ(Nintendo Switchのオンライン対戦)おいて、実は通信速度はあまり重要ではないのです。通信速度(スループット)よりも遅延(レイテンシー)がラグ発生の原因であることが多いため、通信速度(スループット)は10Mbpsもあれば十分であることがほとんどです。しかも、一般的なスループット測定は複数セッションを束ねて測定をしているため、仮に測定結果が100Mbpsであってもゲーム単体の通信で100Mbps出ることはありません。

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